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光景20、トレンガヌ州、マレーシア 2017

光景20、トレンガヌ州、マレーシア 2017

Scene 20, Terengganu, Malaysia, 2017


 「ハレの日」という言葉がありますね。対する言葉が「ケの日」。ちょっと調べた限りでは、これらの定義は流動的で現在でもきっちりとは定まっていないようです。大雑把に言って、「ハレの日」は非日常の中でも比較的お目出たい日を示すのに使われますね。そして「ハレの日」には写真を撮る機会が多い。お誕生日、入学式、収穫祭、等々。

 しかし写真機には「ケの日」→「ハレの日」転換装置という側面もあるような気がして。日常の平凡な光景から、特別に素敵な何かを見つけることができて、しかも手のひらに収まる小さな魔法の装置。あるいは、手にすることによって気分が高揚し、日常から非日常世界にワープさせてくれる装置。そう考えると写真機にもこだわりたくなるわけです。もちろん、アーサー王伝説のエクスカリバーみたいに、写真機も使い手を選ぶのかもしれませんが。

 20世紀に活躍したアメリカの写真家、ポール・ストランドは「カメラを社会改良の道具として使う」試みもしたそうですが、そこまで大それた話ではなく、ささやかに、ささやかに、この小さな写真機が僕の一日を「ハレの日」に転換してくれないかなと願って、シャッターをきるわけです。

 夕闇の迫るマレーシア東海岸のトレンガヌ州。海沿いのホテルが持つプライベートビーチではディナーの準備が進んでいました。誰かのお誕生日会でも催すのでしょうか。だとしたら、まさに「ハレの日」ですね。素敵な光景でおすそ分けをいただいた感じ。

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テーマ : 海のある風景
ジャンル : 写真

tag : マレーシアLeicaM9-PSUMMICRON50mm

街景25、札幌、日本 2012

街景25、札幌、日本 2012

Townscape 25, Sapporo, Japan, 2012


 写真の醍醐味はいろいろとあり、何が重要かは人それぞれだと思いますが、個人的には「選択」に面白みを感じています。空間的な意味では「切り取り」と言っても良いかもしれません。撮影時には、光景の中の部分、撮影角度、画角、露出補正、ピント位置、そして瞬間を選択。僕の中ではこの順番のことが多いですね。絞りとフィルターはその日の天候などで前もって決めていてあまりいじらず、シャッター速度、ISO感度、ホワイトバランスなどはカメラ任せ。

 次に撮った写真からの選択。「撮った時の感動を忘れないうちに」という方も多いと思いますが、僕の場合はある程度寝かした方が良い結果になることが多い。そして、ちょっと冷めた目で古い写真を見返していて「あ、これ良いかも」と。その方が撮影直後よりも画を客観的に見ることができるように思います。このあたりの流儀は、写真を始めたころに読んだ森山大道さんの記事に影響を受けたような記憶が。40年以上前のことなので曖昧ですが。

 カッコつけてゴタクを並べてみましたが、もっと大きな理由は、撮った直後に見直すとあまりのヒドさに打ちのめされ、写真を止めたくなることです。ある程度時間が経つと「これは悪くないかも」と、少し寛容になれる。今日の写真もそんな一枚。業務出張で札幌に。ニコンのコンパクト機をカバンの隅に忍ばせていきました。

 ちょっとヨーロッパみたい。ツバメが街の人たちを見下ろしています。オスカー・ワイルドの「幸福な王子」を思い出しました。

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テーマ : 街の風景
ジャンル : 写真

tag : 日本札幌NikonCOOLPIXP7000

お猫様22 福岡、日本 2014

お猫様22 福岡、日本 2014

Cats 22, Fukuoka, Japan 2014


 我が家のお様、三度登場にゃ。この頃は7歳、まだ若かったですね。じっと見つめる真摯な視線の先は、、、何なんでしょう?何か考えているようで、何も考えていないであろうところがお様の良さです。もうすぐ16歳。食欲不振で心配させられたりすることもありますが、まだまだ元気。長生きして欲しいです。

 ところでこのブログ、週一で日曜日の更新としております。で、壁にかけておいて「何度でも見返したくなるような写真」が目標ということは、「それって週めくりのカレンダーなんじゃね?」と。毎日のように弊ブログを覗きに来てくださる方も、「カレンダーじゃしょうがねぇなぁ」と笑って許していただけるのではないかと。で、こんなデザインにしてみました。「一週間、これでいきますよ」という意思表示です(笑)。よろしくお願いいたします。

 例によってニコン1の便利ズームです。このレンズ、光学性能には何の不満もありません。ですが、2021年1月10日の記事でご紹介した通り電磁絞り不良を起こし修理しました。で、先週使おうとしたらまた同じ症状。ちょっとメゲてます。けっこうな修理料金(4万円以上)払ったんだけどなぁ。修理・部品交換しても同じ問題が発生って、設計の問題ではないですかね?このレンズは僕のニコン1システムの中核なのでどうしたものかと思案中です、、、というか、ディスコンのニコン1、そもそも修理してもらえるのだろうか?

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テーマ : 猫の写真
ジャンル : 写真

tag : ネコねこNikonV110-100mm

街景24、クアラルンプール、マレーシア 2012

街景24、クアラルンプール、マレーシア 2012

Townscape 24, Kuala Lumpur, Malaysia, 2012
©wankana.com
RICOH GXR MOUNT A12 + Voigtländer COLOR SKOPAR 25mm F4P with LH-2


 ここ数十年、クアラルンプールでの鉄道の発展は目覚ましい物がありますが、それでも広範な都市の交通網をカバーするのは難しい。自家用車の所有も一般的になってきていますが、一方で庶民の足としてのバスも重要です。バスターミナルのある駅前などはたくさんのバスがぎっちりと停められていて、人々の生活を支えていることが感じられます。

 約10年前の写真ですが、今でもこの様子はあまり変わっていません。このころ、何時も持ち歩いていたのはこのGXRとカラースコパー25㎜の組み合わせです。換算38㎜程度となるのですが、これはかつて愛用していたコンタックスT2と同じ画角なんですよね。

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テーマ : 街の風景
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tag : マレーシアクアラルンプールRICOHGXRVoigtländer25㎜A12

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Kanao

Author:Kanao
何度でも見返したくなるような写真を撮れるようになりたいと願っています。

好きな写真家は、Edouard BoubatSarah MoonHenri Cartier-BressonJeanloup Sieff、岩合光昭、Mary Ellen Mark、ハナブサ・リュウ、Edward Weston など。

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