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ダウンタウン、デンバー、アメリカ 2012

ダウンタウン、デンバー、米国 2008

Downtown Denver, U.S.A. 2012
©wankana.com
Nikon COOLPIX P7000


 アメリカデンバーに行ったのは後にも先にもこの時だけです。この時も仕事でしたので、写真は移動中か夜のものばかり。星条旗がこれでもかと並ぶ夜のレストラン街。いかにもアメリカですね。デンバーは有名な街ではありますが、あまり日本人が観光で行く所ではないですね。僕は気に入りましたが、「何を見たらよいの?」と聞かれると、確かに答えに困るかも。もちろん、アメリカの中規模の都市らしく、美術館とかダウンタウンとか、いろいろあるんですけれど。

 この時はクアラルンプールから成田経由、ロサンゼルス(サンフランシスコだったかも)経由でデンバー、仕事を終えた後は、デンバーからロンドン・ヒースロー経由でクアラルンプールと、北半球を一周しました。偏西風に乗るからその方が早いんです。この出張にはまだ話があって、デンバー空港から飛び立つブリティッシュ・エアーがエンジン・ブロー。代わりの便は三日後とのことで、ホテル代の安いゴールデンで丸二日を過ごしました。ゴールデンはデンバーの前のコロラド州の州都、ロッキー山脈への入り口であり、ゴールドラッシュで栄えた街でもあります。また、アメリカンビール・クアーズ発祥の地ということでしたので、ビール工場を見学をしてきました。

 仕事でしたので大きな写真機は持っていくことができず、コンパクトデジタル。お猫様の足跡以来の登場となる P7000です。やはり、良く写るコンパクトデジタルは頼もしい。耐久性が確保できないのなら、せめて後継機を出して欲しいものです。

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テーマ : 街の風景
ジャンル : 写真

tag : アメリカデンバーCOOLPIXP7000

80号線から見た日没、米国 2017

80号線から見た日没、米国 2017

Sunset view from ROUTE 80, U.S.A. 2017
©wankana.com
Nikon 1 V1, 1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6


 サンフランシスコのダウンタウンと対岸のオークランドは国道80号の橋で結ばれています。写真はこの橋の上を走るバスの車窓から。写真は少し明るめに仕上げてますが、逢魔が時ぐらいの雰囲気って、なんか好きです。あと、鉄道の車窓から撮った写真とかもそうですが、近くの風景ほど流れている写真も結構好き。

 写真を始めてしばらくしたころ、自分の写真が平凡で妙につまらなく感じて、、、いろいろ考えて動きが感じられないからじゃないかと思い至ったことがあります。当時、写真界では「ブレボケ」が流行っていて写真雑誌アサヒカメラでもブレボケ特集を組んだりしてました。で、その流れに乗って、動きが感じられる写真ということで、わざわざ暗い夕方以降にブレた写真を撮ったりしたものです。今考えると、幼稚な発想で笑っちゃいますが。

 ブレボケ写真にも良いものがたくさんありますし、それを否定する気は毛頭ありません。多くの先人はいろいろ考え、感じ、そういった表現に行きついたのでしょう。でも、形だけまねてみても、単なるファッションで終わってしまう。ちゃんとそれを消化して、自分の物にしたなら良いのですが。で、ブレボケが自分らしいかと自問してみると、なんか違うかな、と、45年の写真人生を経て感じるようになりました。今回は部分的にブレている写真。これはこれでアリよりのアリかと。

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テーマ : 海のある風景
ジャンル : 写真

tag : サンフランシスコNikonV110-100mm

ペナン島より朝焼けのマレー半島を望む、マレーシア 2006

ペナン島より朝焼けのマレー半島を望む、マレーシア 2006

Sunrise glow on the Malay Peninsula, Malaysia 2006
©wankana.com
Nikon D200 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED


 ペナン島からマレー半島の朝焼けです。ペナン島はマレー半島の西側に浮かぶ小さな島で、半島までの距離は狭いところでは2㎞ほどしかありません。僕は1998年から2004年の頭まで、ここペナン島に住み、半島側にある工場に通っていました。2006年には日本に住んでいたのですが、娘たちを同級生に会わせるために、プライベートでペナン島を訪れました。ですので、ここで働いていたころよりも、のんびりと写真を撮ることができました。

 話が飛びますが、僕が唯一得意なスポーツはスキーで、SAJ1級保持者です。いろいろ考えながら上達したわけですが、その間に、ほかの分野でも役立つことをいろいろと学びました。その一つが、滑っている自分と、その滑りを見る自分は別だということ。これは、自分の滑りをビデオなどで見て客観視する必要があるということと、滑りの良し悪しや違いを見てわかる必要があるということです。自分の滑りのビデオを見て陶酔しているようでは上達しない。

 これは写真も同じで、「撮っている自分」は写真を「見る自分」とは別人格。撮った写真を後で見返して、客観的にどこに問題があるのかを指摘できるような「見る目」を養う必要がある。つまり、上達したければ「見る自分」を鍛えなくてはいけない。良い写真がどんなものか分かっている「見る自分」が居れば、自分の写真を良くするにはどうすれば良いか、「撮る自分」に伝えることができる。そして「見る自分」を鍛えるには、ひたすら良い写真を見るのが近道だと思っています。骨董品屋が弟子を育てるのにひたすら本物、それも良い品を見せるのと同じかと。

 私事ですが、今日の夕方、マレーシアのワクチンブログラムでアストラゼネカのワクチンを打ってきます。

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テーマ : 海のある風景
ジャンル : 写真

tag : マレーシアペナンNikonD20017-55mm

雲・ティオマン島、マレーシア 2018

雲・ティオマン島、マレーシア 2018

Tioman Island, Malaysia 2018-3
©wankana.com
Nikon 1 V2, 1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6


 やっぱり良いなぁ。雲。社会人になって、時間の制約が多くなって、「忙しい」という口実の下、忘れかけているものが多くなったと思います。昔々、時のたつのを忘れて、飽かず空を見上げていたことがありました。雲に、星に、月に。いろいろと想像が広がり、黄道だの白道だのが天空に浮かび上がって見えるように感じたこともありました。そういう時間を取り戻したい、と、最近思い始めています。

 さて、小さなニコンの再登場です。そろそろばれていると思いますが、実は「写真を撮る僕」は、あまり写真機やレンズにこだわりがありません。なのでこのブログには、滑らかなボケとか、高速連写とか、高解像度とかを活かした写真が出てきません。この写真に対するスタンスは学生時代、40年前から変わってません。これまでに紹介した写真も、コンパクトからフルフレーム機まで様々なカメラで撮った物がごちゃ混ぜです。その時々に、手にしていた写真機で撮れる物を撮るって感じです。

 じゃあ、写真機だのレンズだのいろいろ書いているのは何だ、というと、これは別人格で、「写真機やレンズが好きな僕」なんです。技術屋なので、純粋に写真機やレンズが好き。いじっていると楽しい。で、これら二つの人格が混ぜ合わさったのが、このブログです。

 そうした中で分かってきたことが一つあります。それは、レンズや写真機の性能よりも、それらの佇まいの方が、結果としての写真に及ぼす影響が大きいということ。リコーやライカを握っている時は、ニコンやソニーの時とは違う目で風景を見ている気がする。決してどちらが良いという話ではなく。

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テーマ : 海のある風景
ジャンル : 写真

tag : マレーシアティオマン島NikonV210-100mm

ポートフォリオ No. 8: 練習 No. 1-9

ポートフォリオ No. 8: 練習 No. 1-9

Portfolio No.8 Studies No. 1-9
©wankana.com


 ポートフォリオNo.8 "Studies" の写真が9枚になりましたので、コンタクトプリントの形でまとめておきます。このポートフォリオは毎回複数枚の写真を紹介していますので、9枚に達するのが速いのですが、一応、どれもお気に入りの写真なので。各記事には左の PF8: Studies からアクセスできます。

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テーマ : 何気ない日常の写真
ジャンル : 写真

室積海岸の日暮れ、山口県 2005

室積海岸の日暮れ、山口県 2005

Sunset at Murozumi Beach, Yamaguchi, Japan 2005
©wankana.com
Nikon D100 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED


 この写真を撮ったのは、数年前の5月、と思ったら、もう16年前ですね。穏やかな瀬戸内、夕凪の時間帯はさらに静かな水面が楽しめます。カラー風景を何枚か続けます。前回カラー風景を載せた時は、カラーに対する自らの立ち位置に自信が無いためか(今も)、妙に技術的な話に走って長文になってしまいました。今回は自粛します。

 どうでしょう、この写真?個人的には気に入っているのですが、僕らしくないですか?誰が撮っても同じ?このブログを始めてから、この辺りのことを良く考えるようになり、よくある写真でも、自分の中で消化され、自分の物となっていれば良いのかなと思い始めました。1枚だけでそれを言うのは難しいですが、写真群として見ていただいた時に、その中の1枚として「アリ」となるのでは、と。

 僕の記憶では4回目の登場となるAF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED(フルフレーム換算 25.5-82.5mm の標準ズーム)。このころは他に普段使いできるレンズを持っていなかったので使用頻度が高かったのですね。お気に入りの写真が多いということは、やはり良いレンズだったのでしょうね。今のところDX(APS-C)の戻る気は無いので、手放したことに後悔はないですが。。。

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テーマ : 海のある風景
ジャンル : 写真

tag : 山口県室積海岸D10017-55mm

トレンガヌ州、マレーシア 2019

トレンガヌ州、マレーシア 2019

Terengganu, Malaysia 2019
©wankana.com
Nikon D800 + AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR


 トレンガヌ州はマレー半島東海岸に位置しています。この写真は2019年5月20日の撮影。11月から3月ぐらいまではモンスーン気候の影響で風が強くて大雨が降り、洪水で交通が麻痺したりします。オフシーズンにあたるので観光ホテルなどは閉鎖。ですが、5月だとこんな感じ。穏やかな良い気候です。東海岸は、本当に海が綺麗で良い所です。

 D800と24-120㎜の組み合わせはとても安心できますが、、、重い。最近は、この重さがちょっと辛くなってきて、相当に気合を入れた時にしか持ち出さなくなりつつあります。

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テーマ : 海のある風景
ジャンル : 写真

街景、サンフランシスコ、アメリカ 2008

街景、サンフランシスコ、アメリカ 2008

Townscape, San Francisco, USA, 2008
©wankana.com
Nikon COOLPIX5000)


 前にも書きましたが、サンフランシスコはお気に入りの街の一つです。プライベートで行ったのは一回だけで、後は全部業務出張。そのため、仕事が終わった夕方以降の写真が多いのですが、これは珍しく、朝、ホテルの窓からの眺め。大都市なんですが、日本の都市とはずいぶん景観が違いますね。欧米の都市のビルが日本と違って見えるのは、耐震構造にしなくて済むからという説もありますが、サンフランシスコは大きな地震のある場所ですからそういうわけではなさそう。やはり異なる文化背景によるものなのでしょうか。

 500万画素の撮像素子を搭載したCOOLPIX 5000。今いじってみるとモニターの小ささや動作の緩慢さに驚かされますが、画像は驚くほどシャープ。しょっちゅう色転びするのはご愛敬ですが、当時のニコンの意地と底力を垣間見るような気がします。

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テーマ : 街の風景
ジャンル : 写真

光景、クアラルンプール、マレーシア 2018

光景、クアラルンプール、マレーシア 2018

Kuala Lumpur, Malaysia. 2018
©wankana.com
SONY α7 II + Planar T* 2/50 ZM


 常夏の国マレーシアでは、時折ドラマティックな雲が発生します。僕は基本的に雲好きですので、つい写真機を向けてしまう。高校時代、地学部で雲担当でした。

 いわゆるコシナ・ツアイスのプラナー50㎜です。4群6枚の典型的ダブル・ガウスタイプの標準レンズ。プラナー(平坦)の名に恥じない均質な画像を見せてくれます。リコーGXRを導入した際に、中古品で入手しました。

 僕は50㎜ F2 のMマウントという、全く同じスペックレンズを2本持っています。ライカ・ズミクロンとこのプラナーです。ズミクロンは設計焦点距離が50㎜よりやや長く、プラナーの方が少し広い範囲が写ります。絞り開放では中央の解像力でズミクロンが勝り、プラナーは少し甘い代わりに周辺まで頑張っている、流石は「プラナー」です。隅はある程度捨てても中央にこだわるのはライカ流と聞いたことがあり、設計思想の違いを感じます。また、ズミクロンが落ち着いた描写なのに対し、プラナーはツアイスらしくちょっとドラマチック傾向。お値段約30万円対7.5万円。4倍の差をどう考えるか。なお、コシナのMマウントレンズはヘリコイドがやや弱いように感じています。新品で入手したフォクトレンダーブランドも含めて、僕の持っている個体はガタが来ている物が多い。そのあたりが値段見合いなのかもしれません。

 50㎜。14才の時に初めて買ったのがニューニッコール50㎜ F1.4 。その後、マイクロニッコール55mm F2.8 、エルマー、プラナー、ズミクロンと、いつの間にか5本。終活・断捨離に励まねばと思いつつ、レンズは増殖中です。

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テーマ : こころの風景
ジャンル : 写真

tag : マレーシアプラナーPlanar50㎜

ポートフォリオ No. 1: 光景 No. 1-9

ポートフォリオ No. 1: 光景 No. 1-9

Portfolio No.1 Scenes No. 1-9
©wankana.com


 ポートフォリオNo.4"Scenes" の写真が9枚になりましたので、コンタクトプリントの形でまとめておきます。各記事には左の PF1: Scenes からアクセスできます。

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Kanao

Author:Kanao
何度でも見返したくなるような写真を撮れるようになりたいと願っています。

好きな写真家は、Edouard BoubatSarah MoonHenri Cartier-BressonJeanloup Sieff、岩合光昭、Mary Ellen Mark、ハナブサ・リュウ、Edward Weston など。

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